ささえあたご山野草苑日記(旧:佐々江あたご山山野草苑準備ブログ)

南丹市日吉町上佐々江にて2018年夏オープン予定(早まりました)の山野草公園のブログです。準備中の様子やオープンのイベントなど紹介します。

2011.1.9 箕面国有林の活動に参加

一日前、京都では雪が降った。しかし、千里中央駅からバスに乗り込み、約30分してバスが山道に突入したが、箕面の山の中は雪は残っていない。
 前回、昨年の夏、森林ボランティア協会の主催する「森林大学」の中のプログラムである実技研修でここへ来た。そのときは、わたくしのミスで、バス発車ギリギリに駅に着いたが、バス乗り場がわからず、あわてた末、タクシーで集合場所へ向かった。
 今回は、阪急バスのゲートナンバーを確認してきたので、同じく発車の9時ぎりぎりの到着だったが、ぎりぎりで発見し、乗り込むことができた。

 それ以来この活動地には来たことが無かった。ただ、前回も人が多かったので、今回も30名の方々が、集合地の勝尾寺の駐車場に続々と集まってこられる。メンバーの中からは、「こんなとこに朝から来るとは、酔狂やな〜」という声も。出席者は、白い紙に自分の名前と電話番号を記入する。

体操の後、そこから約5分歩いた谷から山側へ3〜4人のグループに分かれ、ちらばり、間伐をはじめる。最初、斜面がきつく、雑木もたくさん生えていて、切りにくく苦労したが、すこし小高い広い場所が見つかり、その周辺の間伐をはじめた。
 


こんな感じで密集している。すこし間引いたのだが。


これは、受け口(まず切り倒す方向に直角に三角の切れ込みを入れる)を作ったところ。しかし角度が甘く、案の定下のように追い口(受け口と真反対側からのこぎりを入れていく)を入れたら、倒れず引っかかってしまった。


しかし、こうなったのには、頭上で切られた樹がほかの樹に引っかかっている事情もある。


樹を切っている場所は結構急な斜面。 ロープをかけて倒す方向を定めるが樹が回りにたくさんある。


準備OKで、ロープをみんなで引っ張る。


倒れた樹を3〜4メートルの長さに玉切りする。


玉切りした樹は落ちないように切り株にかけて集める。

この日は、新年1回目のこの箕面の活動であり、この地で昨年一年間活動に参加したかたの回数を発表しながら、回数の多い方からくじ引きをして、景品を進呈するというイベントがあった。(皆勤の方もいた)
景品は、セカンドバックや名作映画DVD5本組み、「スチール」製の水筒などなど、豪華商品であった!
なんと、わたしも末尾であったが、くじ引きし、保温弁当いれと、携帯ころころクリーナが当たった!
主催リーダーの方より、「今年は皆勤めざしてください!」とのお言葉をいただく。
風が寒いが、天気がよく、絶好の間伐日和。無事初間伐終了。30人×2本で約60本の間伐だった。